41 御殿山 と 太鼓山〔会津若松市〕

管理番号0283 御殿山
管理番号3874 太鼓山

 歴史ある 「会津磐梯カントリークラブ」 は、「国道49号線強清水交差点」 を北に折れた先約1Kmにありますが、その途中約500mの左側には、地形図にも記載のある 「御殿山」 があります。
 その直近の東南には、今は林になっており確認は困難ですが、「太鼓山」があります。
 そして、この辺り一帯を 地元強清水の人達 は、「鳥狩原」 と呼んでいます。
 会津の殿様が 狩 の際 「御殿山」 に着座し、 「太鼓山」 の太鼓の合図で 狩 がおこなわれたようです。

 強清水に昭和10年に生まれた 「歴女」 の佐藤さんにお話を聞くことが出来ました。

 御殿山は、戦後の牛馬を飼っていたごろまではよく手入れされ、山に螺旋の道があり、殿様が駕籠に乗って登られるような形になっていた。
 
 以前は遠足の目的地ともなっており、多くの子供が来た。子供が落としたアメを拾ったこともあった。

 秣刈りや雑木切りには、太鼓山 の太鼓を合図に村々の人達が一斉に作業を始める様は勇壮なものであった。

 戦前は、軍の演習も行われ、兵隊は 鳥狩原 に泊まったが、上の人は 強清水 に泊まった。夜兵隊さんが風呂を入りに来た。腹を減らした兵隊さんに、婆ちゃんは、自分の息子も、兵隊に行っていたこともあったのか、むすびを握ってくれていた。

※太鼓山 について、会津史談 第55号で、強清水の菅井栄さんが以下の証言をしております。
  御殿山 は 追鳥狩 の時、藩主の御座所が置かれた山で、その南東に面した側には、五段の壇が築かれその南方に小山を築いて、ここに太鼓を据えて、お鳴らししたので、これを 太鼓山 と呼んだという・・・・・ 

 ※ 御殿山 の記述は見受けられますが 太鼓山 は少ないようです。後世に伝え残したいものです。

(2014年10月)