53 山から ふる里を見続けてきた「Mr.ふる里事典」齋藤さん〔福島市〕

管理番号4913万頭山 4914中沢山 4915矢立山 4916殿上山 4917新沢山 4918長老山 4919笹小屋山 4920オソタテ山 4921峰小屋山 4922地竹やら山 4923霧沢山 4924赤津山 4925布入山 等々

 福島市飯坂町史跡保存会の機関誌「寿里可美 第23号」(平成30年3月20日発行)の27ページには「《講演》中野に伝わる話」が掲載されております。資料として幾枚もの詳細な手書きの地図が添付されており、ふる里一帯を隈なく調査されている様子が一目でよくわかりました。 
 講演録を読み終え、こんな講演をする人はどんな方なのか非常に興味がわき、資料を持ち、連絡も取らずに早速会いに行きました。

 日常生活で山との関わりが極端に少なくなった現在、山を探す作業は時間との勝負の一面があります。訪問先では「爺ちゃんが生きていたなら分かんだが・・・」の言葉をよく聞かされてきたからです。「それなのに齋藤さんは何故よく知っているのか・・・」。

 初対面の私をこころよく招き入れ、斎藤さんは親切・丁寧に教えてくれ、資料もいただきました。私より少々若い斎藤さんが「山」を知っている理由が分かりました。それは、講演録に書いてある祖母との交流と、もう一つは子供の頃から一緒に連れられて山によく行ったこと、そして今もそれが継続している事のようです。

 このような貴重な体験を持つ人は多くはないと思います。斎藤さん本当にお世話になりました。そして今後も調査を続け、ふる里の歴史を記録して下さい。

 ※この 調査余録 の「調査余録番外編」で「私は祖父母の顔を知らない」と書きましたが、今は少なくなった三世代同居だったからこそできた事かも知れません。

(2018年8月)